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【スプリンターズS回顧】純粋なスプリント能力が問われたレース 次走で積極的に狙いたい馬は

  • 2024年09月30日(月) 18時00分
とうけいば回顧

スプリンターズSを制したルガル(写真中央、撮影:下野雄規)


 今週から秋GIがスタート! まずはスプリント王決定戦、スプリンターズSです。12月の香港国際競走に出走する馬も多いことから、しっかりと回顧して次に備えていきます。

2024年9月29日 スプリンターズS

舞台:中山 芝1,200m
勝ち時計:1:07.0
レースラップ:11.8 - 9.9 - 10.4 - 11.0 - 11.6 - 12.3
ペース:Hペース(32.1秒 - 34.9秒)
風向き:弱い直線向かい風
脚質:フラット
馬場:内有利

【レースポイント】

1. 前半600mが32.1秒と強烈なHペース!
2. 勝ち馬は逃げ馬の約1.0秒後ろで、それ以下の馬は展開不利なし
3. 純粋なスプリント能力が問われたレース

【レース概要】

 レースは馬なりで強烈なテンを披露したピューロマジックが逃げ、前半600mは32.1秒と強烈なHペース。とはいえ本馬にとっては決して無理なペースではなく、馬群も大きく離れていたことから比較的各馬の能力が発揮されたレースになった。

 勝利したルガルは離れた3番手グループで、600mの通過地点で逃げ馬との差は約1.0秒。前後半600mは約33.0秒 - 34.0秒程度のはずで、決して無理のないペースになっていた。よって、3番手以下の馬に展開の有利、不利はない。

 ペースが流れたことで道中でごちゃつかず、大きく外を回す馬も少なかった。よって純粋なスプリント能力が問われたレースとなっており、GIらしい見ごたえのあるレースになった。

【各馬解説】

1着:ルガル
 好スタートで離れた番手。600mの通過が逃げ馬から約1.0秒差と無理のないペースだった。スムーズに直線を向くとそのまま押し切って勝利。

 早めに前を追いかけた分でややキツイペースではあったが、

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2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。

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