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【菊花賞予想】長距離戦だけに一周回って超シンプルな狙い方で!!/第205回

  • 2024年10月19日(土) 12時00分
日本ダービーを完勝したダノンデサイル、セントライト記念で成長を示したアーバンシック、皐月賞2着のコスモキュランダあたりが人気を分け合う形になりそうな今年の菊花賞。妙味の観点から最も軸に相応しいのはどの馬なのでしょうか? 馬券裁判男こと卍氏が開発した美味しさ指数「妙味度」を使って紐解いていきます。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)

ダノンデサイルは51年ぶりとなる日本ダービー&菊花賞の二冠馬になれるか?


編集K3(以下、K3) 今週は菊花賞です。予想オッズを見ると混戦のようですね。

 予想オッズだとダノンデサイルが5.3倍の2番人気なんですね。日本ダービーがフロックだと思われているんでしょうか。

K3 展開に恵まれたというのは多少あるかもしれませんけど、同じような位置にいたジャスティンミラノに完勝しているわけですからね。

 予想1番人気のアーバンシックにも2戦2勝なんですよね。

K3 休み明けが嫌われているんでしょうか。でも、休み明けの馬は菊花賞でよく走っている印象があります。昨年のドゥレッツァとタスティエーラも休み明けでワンツーしています。

 じゃあ、距離不安ですか?

K3 エピファネイア産駒の菊花賞は[0-2-1-3/6]ですから、むしろ人気しそうですけどね。ヴィクトリアマイルをテンハッピーローズが勝ち、宝塚記念をブローザホーンが勝ったことで早熟説も否定されつつありますし、金曜に発売された『田端到・加藤栄の種牡馬事典 2024-2025』にも早熟説の原因が何だったのか書いてあります。

 日本ダービー&菊花賞の二冠馬は51年誕生していないっていうジンクスの影響かもしれませんね。とりあえず、ダノンデサイルの評価をどうすべきか「妙味度」で見ていきましょう。上位人気馬の総合妙味度はこのようになっています。

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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