東京芝1400で行われるおなじみの2歳重賞。22年10人気1着オオバンブルマイ、22年11人気2着フロムダスク、21年8人気1着キングエルメスと、仕上がり早のストームキャットの血を引く馬がよく穴をあけている。また23年8人気2着ロジリオン、22年11人気2着フロムダスクと、シアトルスルーの血を引く馬も穴に。取り上げた5頭では、クラスペディア(父ミスターメロディ)とメリディアンスター(父モズアスコット)がストームキャットの血を引き、ヤンキーバローズはシアトルスルー5×5をもっている。(解説:望田潤)
クラスペディア 母ウンベラータは2戦未勝利も、フェアリーS勝ちジェルミナルの全妹にあたる。母母オンブルリジェールはペネロープ賞(仏G3・芝2100m)勝ち馬。近親に仏ダービー2着ベストネイムなど。父ミスターメロディは高松宮記念に勝ったスキャットダディ産駒でスリールミニョンなどの父。前走小倉2歳Sは未勝利の身ながら2着に好走。母方にはハイペリオン的な粘着力が強く、相手ナリにしぶといタイプだ。距離は1400のほうがよさそうでここも食い下がる。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
バニーラビット ポモーヌ賞(仏G2・芝2500m)勝ちメロメロの甥で、母トレジャリングはカラーS(愛G3・芝5F)勝ち馬。