米ブリーダーズカップ、JBCも行われる楽しみだらけの3連休。中央競馬のハイライトはもちろんGIシリーズの隙間に行われる恒例のハンデGII、アルゼンチン共和国杯です。今年人気に推されそうなのは7歳にして覚醒したクロミナンス、日経新春杯2着以降惜敗続きのサヴォーナ、ようやく軌道に乗った良血馬セレシオン。それぞれが初タイトルを狙います。「儲かる軸馬」に該当するのは果たしてどの馬でしょうか?
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)
総合妙味度110.7なら鬼門のハンデ戦でも
編集K3(以下、K3) 今週の日曜はアルゼンチン共和国杯とみやこステークスが行われます。
卍 今回はアルゼンチン共和国杯にしましょう。
K3 このコラムにとって鬼門のハンデ戦ですけど、いいんですか?
卍 アルゼンチン共和国杯のほうが「儲かる軸馬」の総合妙味度が高いんですよ。アルゼンチン共和国杯が110.7で、みやこSが101.4です。
K3 110.7もあるなら狙わないと後悔しそうですね。
卍 指数の高い馬を狙わないと指数を作った意味がないですからね。
K3 出走馬を見ると重賞勝ち馬はミクソロジー、ハヤヤッコ、ラーグルフの3頭だけ。予想オッズでは重賞勝ち馬よりもクロミナンス、サヴォーナ、セレシオンといった重賞善戦組が人気していますね。
卍 過去に一発があった馬より安定感がある馬のほうが人気しやすいですからね。
K3 では、妙味度を見ていきましょう。
卍 わかりました。予想1〜5番人気馬の総合妙味度はこのようになっています。