【ジャパンC予想】海外馬の取捨は〇〇〇実績の有無に注目
05年以降のジャパンCで〇〇〇実績有りの欧州産馬は掲示板率44.4%⇔それ以外は掲示板率5.3%
ジャパンCは「世界に通用する強い馬づくり」をスローガンに1981年に創設されたレースです。その創設当初は海外馬(特に欧州馬)が圧倒的優勢でしたが、1998年からは形勢一変して日本馬が断然優勢となり、そして2009年にウオッカが日本馬の牝馬として初優勝して以降は日本馬の中でも牝馬の活躍が顕著となり、2014年にエピファネイアが6年振りに牡馬として1位入線を収めて以降は日本馬の牡馬がやや優勢に揺り戻しがあり、そして2020年以降は日本馬の牡馬と牝馬がほぼ互角になり今に至る、というのが大まかな歴史的な流れです。
その中でも1998年から海外馬(主に欧州馬)が一貫して不振となっている背景としては、特に欧州競馬とこの日本競馬では、同じ競馬という競技とはいえども「競馬場」や「馬場」や「レースのペース」や「ルール」や「競走馬の性質」などなど何から何まで異なると言えるくらいに別物で、もはや対極に位置していると言っても過言ではありません。そんな欧州競馬を主戦場にしている馬にとっては、ギャップが著しい遠国の日本競馬においても本国の実績と同様の走りを求めるのは無理な注文であるということが言えるはずです。
その中にあって今のジャパンCでも買うことができる一握りの海外馬としては、対極に位置している欧州競馬での実績馬ではなく、欧州競馬以外の日本競馬と比較的近いシチュエーション(ドバイ・アメリカ・香港などの中立地)での実績を有している馬です。
そういう馬であれば、