中京芝2000で行われるハンデ戦で、17年から施行時期が12月に。23年は母母母父ダンジグのヤマニンサルバムが通過順3-3-5-4で2人気1着。22年は母母父ダンジグのマテンロウレオが5-5-5-4で4人気2着。21年は母父リダウツチョイスのショウナンバルディが1-1-1-1で8人気1着、母母父デインヒルのアフリカンゴールドが2-2-2-2で17人気2着。20年は母母父シンダーのシゲルピンクダイヤが5-4-3-3で9人気2着。母系にダンジグの血を引く馬の前残りがよく馬券になっており穴にもなっている。取り上げたなかではタマモブラックタイ(父デクラレーションオブウォー)がダンジグの血を引く。(解説:望田潤)
キングズパレス リバティハイツの全弟で、ランドオブリバティの半弟で、仏2000ギニー馬メイクビリーヴの叔父。母ドバウィハイツはイエローリボンS(米G1・芝10F)とゲイムリーS(米G1・芝9F)に勝った。キングカメハメハ×ドバウィだからパワー優位だがオールラウンドな中距離血統で、差せるし捲れるしどこでも相手ナリに駆ける馬。反面際立った特徴がないので2着が多い(通算[4-10-3-4])という見方もできる。中京芝2000は初コースだが合うイメージで、ここもまた圏内には。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
クルゼイロドスル エオリアやアメリカンスターの半弟で、ローゼンクリーガーのイトコで、チャーンウッドフォレストやメダーリーなども近親。スーパー名繁殖フォールアスペンに辿り着く牝系だ。父ファインニードルは最優秀短距離馬でカルチャーデイやエイシンフェンサーの父。本馬は母父がジャパンC馬アルカセットでクロスがダルシャーン4×3で、父のスピードに重石をつけた配合だ。富士Sはスピード負けの格好で、今は1800〜2000のほうが追走が楽では。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎