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【中日新聞杯予想】中京芝2000のハンデ戦 ダンジグの先行が毎年穴に

  • 2024年12月01日(日) 18時00分
中京芝2000で行われるハンデ戦で、17年から施行時期が12月に。23年は母母母父ダンジグのヤマニンサルバムが通過順3-3-5-4で2人気1着。22年は母母父ダンジグのマテンロウレオが5-5-5-4で4人気2着。21年は母父リダウツチョイスのショウナンバルディが1-1-1-1で8人気1着、母母父デインヒルのアフリカンゴールドが2-2-2-2で17人気2着。20年は母母父シンダーのシゲルピンクダイヤが5-4-3-3で9人気2着。母系にダンジグの血を引く馬の前残りがよく馬券になっており穴にもなっている。取り上げたなかではタマモブラックタイ(父デクラレーションオブウォー)がダンジグの血を引く。(解説:望田潤)


キングズパレス
 リバティハイツの全弟で、ランドオブリバティの半弟で、仏2000ギニー馬メイクビリーヴの叔父。母ドバウィハイツはイエローリボンS(米G1・芝10F)とゲイムリーS(米G1・芝9F)に勝った。キングカメハメハ×ドバウィだからパワー優位だがオールラウンドな中距離血統で、差せるし捲れるしどこでも相手ナリに駆ける馬。反面際立った特徴がないので2着が多い(通算[4-10-3-4])という見方もできる。中京芝2000は初コースだが合うイメージで、ここもまた圏内には。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

クルゼイロドスル
 エオリアやアメリカンスターの半弟で、ローゼンクリーガーのイトコで、チャーンウッドフォレストやメダーリーなども近親。スーパー名繁殖フォールアスペンに辿り着く牝系だ。父ファインニードルは最優秀短距離馬でカルチャーデイやエイシンフェンサーの父。本馬は母父がジャパンC馬アルカセットでクロスがダルシャーン4×3で、父のスピードに重石をつけた配合だ。富士Sはスピード負けの格好で、今は1800〜2000のほうが追走が楽では。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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