かつての逃げ馬天国の時代から傾向変化中(ハイペース化が進行中)の中京芝2000m
まず最近の中京芝重賞では距離を問わずに1〜2番枠の馬ばかりが来ているというのが特徴的となっています。
秋開催の
セントウルSの展望コラムの際にもメイントピックとして取り上げましたが、同レースでも1番枠の本命モズメイメイが7番人気3着と穴をあけて、2番枠のアネゴハダも17番人気4着と激走未遂を果たしました。その後の神戸新聞杯とローズSでもやはり1〜2番枠の馬がキチンと馬券内に好走して、実に直近23レース中18レースで1〜2番枠の馬が好走しているだけに、今回の中日新聞杯においても引き続き要注目です。
次に中京芝2000mについて、屈指の差し追い込み有利コースである中京芝2200mに対して、スタート直後のホームストレッチの距離が200m短い中京芝2000mは、ほんの少し前まで屈指の逃げ先行有利コースとなっていました。
実際に17年1月から22年3月までの同コースで行われた牡馬牝馬混合の重賞レースでは、ほとんどが非上位人気馬だった逃げ馬の好走率が6割超という超好成績をマークしており、特に21年金鯱賞(ギベオン10番人気1着)から22年金鯱賞(ジャックドール1番人気1着)のスパンでは5レース連続で逃げ馬が好走(内4頭は8番人気以下の人気薄で激走)するなど、逃げ馬の好走&激走が際立っていました。
ただし、