今年は京都外1400で行われる阪神C。10/26スワンSの再戦のようなメンバーになりそうだが、ここ2年のスワンSの結果を見ると、ダノンマッキンリー(父モーリス)、ウイングレイテスト(父スクリーンヒーロー)と、ともにグラスワンダー父系の馬が勝っている。京都外回りの重賞としては意外な結果だが、いっぽうでトゥラヴェスーラ(父ドリームジャーニー)13人気3着、ウイングレイテスト(母父サクラユタカオー)10人気1着と、プリンスリーギフトの血を引く馬が穴をあけているのは京都外回りらしい。そういえば阪神JFも、母母父サクラバクシンオーのアルマヴェローチェが勝ちましたね。(解説:望田潤)
ウインマーベル ウインアイルビータの全弟で、母コスモマーベラスは愛知杯2着。ペプチドルビー〜ペプチドヤマト親子も近親。牝祖シングルブレイドはガゼルH(米G1・ダ9F)勝ち馬。アイルハヴアナザー×フジキセキはアナザートゥルースなどと同じで高確率で成功した。父のダンジグやロベルトのパワーが強く急坂コース向き。マイルCSではジワッと先行して見せ場十分の3着だったが、ベスト距離は実績どおり1400。今の京都の荒れ馬場もプラスだろう。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
オフトレイル リゾランジ賞(仏G3・芝1200m)のローザインペリアルやフィユドレール賞(仏G3・芝2100m)3着ローゼンタールの半弟で、VRCヴィクトリアダービー(豪G1・芝2500m)のベニシオの甥。牝祖ビントマースカイはゴールデンスリッパーS(豪G1・芝1200m)勝ち馬で子孫に活躍馬多数。父ファーは英チャンピオンSの勝ち馬で、欧マイルG1勝ち馬を3頭出している。スワンSはHペースの前崩れで最後方待機がハマッたが、ベスト距離は1600〜1800では。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
シャンパンカラー クイーンメアリーS(英G2・芝5F)勝ちシーリングキティの甥でキーダイヤのイトコ。