ドウデュースが取り消したことでアーバンシック、ダノンデサイル、ベラジオオペラが主役候補に浮上。3頭とも初めての有馬記念のため、中山芝2500mへの適性を見抜くことが重要になります。ここでは馬券裁判男こと卍氏が開発した美味しさ指数「妙味度」を使って紐解いていきます。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)
3歳馬の評価が鍵
編集K3(以下、K3) 先週の朝日杯FSは「儲かる軸馬」に該当したミュージアムマイルが2着に好走しました。総合妙味度4位のランスオブカオス(9番人気3着)を2列目に入れていたので、僕の馬券も当たりました。
卍 3連複17460円ですね。
K3 100円だけですが、贅沢は言っていられません。そのぶん有馬記念でドカンと当てさせてください。
卍 そう言われても、いつもと同じようにやるだけですけどね……。
K3 ドウデュースが取り消したことで予想1、2番人気はアーバンシックとダノンデサイルが繰り上がる形になりましたけど、その年の菊花賞馬とダービー馬がまとめて出てくるというのも珍しくないですか?
卍 たしかにそうですね。しかも、今年はジャパンCでシンエンペラーがクビ差の2着まで来ましたし、3歳馬が評価されるのは納得です。
K3 古馬だとベラジオオペラが予想3番人気ですね。大崩れしない馬ですけど、初めての2500mがどう出るかでしょうね。
卍 妙味の観点からどの馬を軸にするのがいいか、「妙味度」を使って考えていきましょう。
K3 よろしくお願いします。
卍 上位人気馬の総合妙味度は以下のようになっています。