スマートフォン版へ

【有馬記念回顧】◎レガレイラで予想的中 現3歳世代は芝路線を引っ張っていく存在に

  • 2024年12月23日(月) 18時00分
とうけいば回顧

有馬記念を制したレガレイラ(写真左、撮影:下野雄規)


 今週の回顧は有馬記念です。

 ◎レガレイラで予想も的中。見解通りの結果になっており、回顧してきた甲斐がありました。来年以降に向けて、今週もしっかりと回顧していきます。

2024年12月22日 有馬記念

舞台:中山 芝2,500m
勝ち時計:2:31.8
レースラップ:6.8 - 11.7 - 12.9 - 12.4 - 12.4 - 13.3 - 12.4 - 12.0 - 11.3 - 11.4 - 11.6 - 11.5 - 12.1
ペース:スローペース
風向き:直線向かい風
脚質:やや前有利
馬場:やや内有利

【レースポイント】

1. 天皇賞(秋)、ジャパンカップと同様に逃げ馬不在のスローペース
2. 残り1000mからのロングスパート戦で長く良い脚を使える馬向きの展開
3. 3〜4コーナーはペースが速く、外を回した馬の不利が大きい

【レース概要】

 天皇賞(秋)、ジャパンCと同様に生粋の逃げ馬不在で行われた今年の有馬記念は、最内枠からダノンデサイルの逃げ。レース序盤は向かい風の影響を受けたとはいえ、前半1000mは62.9秒と超スローペース。道中でまくる馬もおらず、やや前が有利な競馬になりました。

 レースは内回りコースらしく、残り1000mから1ハロン11.3秒と強烈なロングスパート戦。後半1000mは57.9秒とかなり速くなっており、今年の日本ダービーのように後半でいかに速いスピードで走れるかが問われる競馬になりました。

 よって回顧のポイントは

1. スローペースで前有利になり、後方の馬は展開が向かなかったこと
2. コーナー区間のペースが速く、外を回した馬の不利が大きいこと

の2点。

【回顧点数表】

各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。

5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外

【各馬解説】

1着:レガレイラ 4点
 やや出負けも、持ったまま番手の後ろの絶好位。道中は折り合いぴったりで、直線だけ外。そのまま突き抜け、ハナ差凌いでの1着。エリザベス女王杯でもかなりテンが出るようになっていたし、秋になりゲートを改善したことが大きい。日本ダービーで見せた

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング