中山金杯は昔からロベルトの血が強いレース。24年はリカンカブール(父シルバーステート)5人気1着、マイネルクリソーラ(シルヴァーホーク3×3)6人気3着。23年はラーグルフ(父モーリスでロベルト5×5)1人気1着、クリノプレミアム(母父ジャイアンツコーズウェイ)7人気2着。22年はレッドガラン(母父シンボリクリスエス)4人気1着、スカーフェイス(母父クロフネ)7人気2着。最近もロベルトもちがよく絡み美味しい馬券になっている。またリカンカブールはトムロルフ6×8・9、ラーグルフはリボー7・8×6、レッドガランはヒスマジェスティ=グロースターク5×6と、ここ3年の勝ち馬はいずれもリボー系のクロスをもつ。(解説:望田潤)
クリスマスパレード ミスヨコハマの半妹で、ファウンテンオブユースS(米G2・ダ9F)勝ちソルダの姪。母父ブレイムはBCクラシックに勝ったロベルト系でナダル、ランドネ、リゾネーターなどの父。父キタサンブラックは年度代表馬でイクイノックスやソールオリエンスを出し成功。母方はパワーと機動力に富む北米血脈で、そこにキタサンブラックの持続力が加わったイメージだ。秋華賞は前崩れの前傾ラップを先行し5着に踏ん張った。紫苑S勝ちのコースで期待は高まる。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
ショウナンアデイブ サトノスカイターフの全弟で、ケンタッキーオークス馬キャスリンソフィアの半弟。母母ベルテラはゴールデンロッドS(米G2・ダ8.5F)勝ち馬。母父マインシャフトは北米年度代表馬でロードエクレールやマインシャッツなどの母父。希少になってきたディープインパクト直仔で、セレクトセール5億1000万円(税抜き)の高馬がついにオープン入り。内回り2000は[2-4-0-2]と安定で、母方が北米血統だけに小回りはきくほうだ。前走のように好位で運んで。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎