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【ホープフルS回顧】クロワデュノールがスムーズな競馬で勝利 クラシックでの期待度は?

  • 2024年12月29日(日) 18時00分
とうけいば回顧

ホープフルSを制したクロワデュノール(撮影:下野雄規)


 今年最後のレース回顧はホープフルステークス!

 競馬には年末年始なんて関係ないですからね。休まずレースが続く以上、次に向けて回顧を続けていきます。

2024年12月28日 ホープフルS

舞台:中山 芝2,000m
勝ち時計:2:00.5
レースラップ:12.6 - 11.1 - 12.3 - 12.7 - 12.7 - 12.0 - 11.6 - 11.7 - 11.9 - 11.9
ペース:スローペース(61.4秒 - 59.1秒)
風向き:影響なし
脚質:やや前有利
馬場:やや内有利

【レースポイント】

1. 前半1000mが61.4秒とスローな流れ。前で競馬していた馬に有利な展開
2. まくりが入り、離れた3番手以下のコーナー区間はラップ以上に早いペース
3. 内有利、前有利の競馬で、立ち回りの上手さが問われた

【レース概要】

 過去のレースで逃げ、先行していた馬が多く出走したホープフルSだが、外からジュンアサヒソラが主張するとすんなり逃げ。特に競り合う様子もなく、前半1000mは61.4秒とスローペース。

 向正面で大きくペースが緩んだことでまくりが入ったが、それでもラストまで大きく減速することなく前有利の展開は変わらず。特に逃げたジュンアサヒソラ以外がまくりに付き合わなかったことで、3番手以下の集団はポジション利が生きる競馬になった。

 3〜4コーナーはただでさえペースが速かったが、離れた3番手集団はこの区間で前との差を詰めているため、レースラップ以上に速いペースで走っている。よって外を回した馬はロスが大きくなっており、内有利の競馬になった。

 以上から今年のホープフルSは内有利、前有利の競馬。コーナーでのペースアップや多頭数競馬の経験が問われ、中山内回りらしい立ち回りの上手さが問われる競馬になった。

【回顧点数表】

各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。

5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外

【各馬解説】

1着:クロワデュノール 4点
 好スタートから折り合い重視で中団外目。3コーナー手前のまくりでスムーズに離れた2番手集団まで取りつくと、そのまま突き抜けて完勝。

 ラストの脚色も衰えておらず、

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2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。

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