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【日経新春杯予想】今年は中京2200での施行 コース実績重視で

  • 2025年01月13日(月) 18時00分
今年は中京芝2200で行われる日経新春杯。中京で行われた21〜23年の結果を振り返ると、22年1着ヨーホーレイクは中京芝2000のきさらぎ賞2着、2着ステラヴェローチェは中京2200の神戸新聞杯1着。23年1着ヴェルトライゼンデは中京2200の神戸新聞杯2着、2着キングオブドラゴンは中京芝2200の尾張特別2着。21年1着ショウリュウイクゾは中京芝2200のムーンライトH2着、2着ミスマンマミーアは中京芝2200の木曽川特別勝ち。中京芝中距離の実績を重視したい。取り上げたなかでは、ホールネスとマイネルエンペラーが中京芝2200の特別を勝っており、ショウナンラプンタは昨秋の中京の神戸新聞杯3着。ここまで血統の話なし…。(解説:望田潤)


ヴェローチェエラ
 オックスリップの3/4弟で、母イプスウィッチはラクープ(仏G3・芝2000m)2着。母母インペリアルビューティはアベイドロンシャン賞(仏G1・芝1000m)勝ち。Qエリザベス二世チャレンジCS(米G1・芝9F)を勝利した、トゥギャザーも同牝系。父リアルスティールは良血のディープインパクト産駒でフォーエバーヤングやレーベンスティールなどを出している。重厚な欧州牝系で、芝2400以上は[3-1-0-0]でショウナンラプンタにクビ差負けただけ。ここは2200だから願わくば時計がかかってほしい。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

サリエラ
 サラキアやエスコーラの全妹で、サリオスの3/4妹でサフィラの3/4姉。母サロミナは独オークス馬。セリエンホルデやシュネルマイスターも近親の有力ドイツ牝系だ。母父ロミタスは独年度代表馬で独リーディングサイアー。ディープインパクト×サロミナは晩成ステイヤー傾向が強く、本馬も前走時418キロの無駄肉のないステイヤーっぽい体質。近2走をみても、2200は少し距離不足の感はあるだけに…。脚元からも馬場が渋るのはプラス。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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