中京芝重賞では22年秋〜23年春まで11レース連続、24年春〜25年冬まで9レース連続で1〜2番ゲート馬が好走
熱心な読者さんであれば食傷気味かも知れませんが、それはそうなる程に指摘したポイントが延々と当てはまり続けている確度の高い重要な情報ということですので、まずは今の中京芝重賞レースの枠順傾向について繰り返しになりますが取り上げます。
それは最近の中京芝重賞レースでは距離を問わずに1〜2番ゲートの馬ばかりが来ているということです。
2023年3月の
ファルコンSについての展望コラムでもメイントピックで取り上げましたが、そこでもキチンと2番ゲートのカルロヴェローチェが2着に好走した通り、かれこれ2年以上にわたって中京芝重賞レースでは1〜2番ゲートが特注ゲートであり続けているというわけです。
もちろん、重賞レース以外の下のクラスのレースにおいても大なり小なり同様の傾向は言えますが、その中でも最も格上の重賞レースにおいて顕著な傾向が出ている背景としては、相対的に前半のラップが速くなりやすい下のクラスのレースよりも、前半のラップではなく3〜4コーナー部分を含む中盤以降のラップが速くなりやすい重賞レースの方が内枠を生かす競馬(コーナーで内を立ち回る競馬)でのアドバンテージに至りやすいということだと考えられます。
特に圧巻なのが昨夏以降で、