スマートフォン版へ

【高松宮記念予想】春の短距離決戦は5年連続道悪 ストームキャットのスピードとダンジグのパワー

  • 2025年03月23日(日) 18時00分
  • 19
近5年は全て道悪(重4回、不良1回)で行われている高松宮記念。ストームキャットのスピード(ファストフォース、ダノンスマッシュ、モズスーパーフレア、ナムラクレア、ロータスランド、キルロード、ダイアトニック)と、ダンジグのパワー(マッドクール、ファストフォース、ダノンスマッシュ、モズスーパーフレア、レシステンシア、ビクターザウィナー、キルロード)が全体として優勢。ロベルトとノーザンテーストの血を引く馬もよく走っており、急坂コースのスプリント戦らしい傾向といえる。ナランフレグやトゥラヴェスーラなど、馬場が悪くてもイン差しが必ずくるし穴になっている。これも中京らしい傾向。(解説:望田潤)


ウイングレイテスト
 ベストメンバーの半弟で、トラストケンシンやフリーフリッカーの叔父。オークス馬チョウカイキャロルも同牝系。父スクリーンヒーローはグラスワンダーの代表産駒でモーリス、ゴールドアクター、ウインマリリンなどを輩出した。マイル路線で活躍してきたが、最近は短距離に寄ってきて、1200でも行きっぷりがよく先行しぶとい。ただ前走オーシャンSが最後ひと押し欠いたように、どちらかというと平坦がベターな走りと戦績ではある。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○

ヴェントヴォーチェ
 プティプランセスの甥でエコロヴァルツやウォータースペースのイトコ。牝祖マサケはハニームーンH(米G3・芝8.5F)勝ち馬。父タートルボウルはジャンプラ賞(仏G1・芝1600m)勝ち馬でアンデスクイーン、トリオンフ、タイセイビジョンなどの父。高速決着に自信満々のスプリンターだが、

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング