【皐月賞予想】低速決着の皐月賞は「非〇〇〇〇勢」と「日本ダービー向き馬」が狙い目に
過去10年で低速決着の皐月賞勝ち馬は日本ダービーでオール連対⇔高速決着の皐月賞勝ち馬は日本ダービーで連対率33.3%
昨年の牝馬クラシック初戦の桜花賞では1分32秒2という近10年の中で3番目の高速決着となり、ノーザンファーム勢のワンツーという決着でした。また、近10年で2番目の高速決着(1分32秒1)だった一昨年は、ノーザンファーム勢が掲示板を独占という決着でした。さらには近10年で最も高速決着(1分31秒1)だった4年前は、ノーザンファーム勢が掲示板独占どころか上位7頭まで独占という決着でした。
それらの決着が物語っている通り、GIレース本番で極限のスピードを競うシチュエーションにおいては、ノーザンファーム勢がそれ以外の勢力に対して明確に優位な立場を得られるということが言えます(逆に言えばスピード以外の要素が問われるシチュエーションにおいては、非ノーザンファーム勢の台頭余地が広がるということが言えます)。
それは牡馬クラシック初戦の皐月賞においても全く同様となっています。実際に過去10年の中で時計が最も遅かった18年と2番目に遅かった20年の低速決着時には、馬券内好走馬6頭中5頭が非ノーザンファーム勢でした。逆に勝ち時計が1分59秒台以下の高速決着時には、好走馬18頭中12頭をノーザンファーム勢が占めていました。
また、意外にも高速決着の皐月賞よりも低速決着の皐月賞の方が日本ダービーに繋がるレースになりやすいということから、