【皐月賞予想】高速決着なら1600-1800mの好走実績を重視すべきレースに
距離延長組が狙い目に
今年の皐月賞は既にクロワデュノールの一強ムードが色濃い。それも無理のないことで、既に皆さんがご存知のとおり年明けの世代限定重賞、およびトライアルの勝ち馬は、その大半がクロワデュノールと対戦して敗れた馬ばかりだった。
皐月賞の出走馬のうち、クロワデュノールと未対戦の重賞勝ち馬はエリキング(京都2歳S1着)とニシノエージェント(京成杯1着)の2頭のみ。
また、トライアルレースに関しては、弥生賞が「稍重」の発表でレース上がりが37.2秒。スプリングSが「重」発表でレース上がりが38.1秒を要している。ともに勝ち馬が3コーナーから先頭のままゴールしているので、レース上がり=勝ち馬の上がりタイムという結果。
これに対して、先週末に行われたニュージーランドTは1分32秒4という、現コースに変更後で2番目に速い勝ちタイムが記録されている。未だにレースレコードを保持しているのが02年タイキリオンであり、この年の皐月賞ではノーリーズンにより1分58秒5のレースレコードが記録されている。今年も予報どおりに天気が推移して、晴れたまま皐月賞を迎えれば高速決着の可能性は大いにあり得る。
そこで今回は02年にノーリーズンが記録した1分58秒5を基準に、