
マイラーズCを制したロングラン(c)netkeiba
今週は平地重賞が3つ!
今回はマイラーズCを回顧していきます。
2025年4月27日 マイラーズC舞台:京都 芝1,600m(外)
勝ち時計:1:31.7
レースラップ:12.4 - 11.0 - 11.6 - 11.6 - 11.2 - 11.6 - 11.1 - 11.2
ペース:ややスロー(46.6秒 – 45.1秒)
風向き:4コーナーから直線にかけて追い風
脚質:フラット
馬場:フラット
【レースポイント】1.京都の開幕週らしく、馬場はキレイで能力が発揮されやすい
2.直線追い風の影響を加味すれば平均ペース。脚質による有利・不利なし
3.メンバーレベルは低く、上位入線馬も過信禁物
【レース概要】 開幕週の京都競馬場らしく、馬場は超高速でキレイな状態。
直線は追い風が吹いていたことで差し脚も効きやすく、外からスムーズに加速した馬が有利な競馬となった。よって内を通るメリットは小さく、進路による有利・不利はなかった。
ペースは前後半800mが46.6秒 – 45.1秒とややスロー気味も、直線が追い風だったことを考慮すれば平均的。坂の下りで1ハロン11.2秒とややチグハグなレースラップになったものの、多くの馬はマイペースで走れており影響なし。よって脚質による有利・不利もなかった。
以上から今年のマイラーズCは馬場・脚質ともにバイアスはなく、各馬の能力が発揮されやすい競馬となった。
特に改修後の京都芝コースは、スムーズに加速できた馬に有利な高速馬場が続いている。東京と同じように癖が小さく、各馬の能力が発揮されやすくなっている点は覚えておきたい。
また、メンバーは10頭立ての少頭数で、OPクラスで足踏みしている馬ばかり。GIIとはいえ決してレベルは高くなく、上位入線馬も含めて過剰評価しないように気をつけたい。
【回顧点数表】各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。
5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外
【各馬解説】1着:ロングラン 4点
出たなりで中団後ろ。直線入口で馬群に取りつくと、早め先頭で押し切り完勝。
特に展開が向いたわけでもなく、