
▲netkeibaは横浜DeNAベイスターズのオフィシャルスポンサーです
netkeibaが横浜DeNAベイスターズの2025年度公式スポンサーに就任することが決定! これを記念し、競馬界屈指のベイスターズファンとして知られる矢作芳人調教師に、三浦大輔監督と主力野手7選手を競走馬に例えていただきました。
これまで数々の名馬を送り出し、三浦監督が“理想のリーダー像”として挙げる矢作調教師。その目に映る、選手たちの姿は一体どのようなものなのか。自らが管理した名馬たちにそれぞれの選手を重ね、ベイスターズ愛溢れる解説を披露してくれました!
(構成:netkeiba編集部)
#81 三浦大輔監督→コントレイル(無敗三冠制覇などGI・5勝)

▲三浦大輔監督(c)YDB とコントレイル(撮影:下野雄規)
とにかく頭が良くて人懐っこく、非常に扱いやすい馬。それでいて明らかに「自分」と言うものを持っていて、品格も高い。普段はとても温厚なのに、レースの時だけ激しく闘志を燃やし、相手をなぎ倒していく。他馬と一線を画す雰囲気は監督のイメージにぴったりだ。
#1 桑原将志選手→パンサラッサ(サウジCなどGI・2勝)

▲桑原将志選手(c)YDB とパンサラッサ(撮影:高橋正和)
少しやんちゃで、人にも馬にもいつでも熱いヤツ。厩舎にいるだけで皆の心が燃え上がり、誰もが知るそのスピードは一瞬で他馬を圧倒する。ドバイターフや、世界最高賞金のサウジCを勝った大ファインプレーは、昨年の日本シリーズMVPに通じるものがある。
#2 牧秀悟選手→フォーエバーヤング(サウジCなどGI級4勝)

▲牧秀悟選手(c)YDB とフォーエバーヤング(撮影:高橋正和)
厩舎のリーダーを務め、調教でも他の馬をグイグイ引っ張っていき、仲間たちを鼓舞する。とにかくパワーに溢れ、それでいてスピードも世界基準のものがある。どこの国に行ってもまったく物怖じしないで力を出し切るその走りは、パワフルでかつシュアーな牧のバッティングを彷彿させる。
#3 タイラー・オースティン選手→モズアスコット(安田記念などGI・2勝)

▲タイラー・オースティン選手(c)YDB とモズアスコット(撮影:下野雄規)
矢作厩舎にアメリカからやって来た強力助っ人。その馬体はとても筋肉質で、豪快さを誇る。ハッスルしすぎて少し怪我が多かったのが欠点と言えば欠点。安田記念とフェブラリーSと言う、芝とダートのマイルGIを制した走りは、T.A.のバッティングと走塁のイメージ。
佐野恵太選手→ラヴズオンリーユー(BCフィリー&メアターフなどGI・4勝)

▲佐野恵太選手(c)YDB とラヴズオンリーユー(撮影:下野雄規)
素質の塊。グッドルッキングで可憐な雰囲気を醸し出しながら、センス溢れる走りで、いつの間にかレースを制している。その見た目とは裏腹にパワーもあり、何度スランプに陥っても不死鳥のように復活した彼女の走りには感動さえ覚えた。
山本祐大選手→リスグラシュー(年度代表馬、有馬記念などGI・4勝)

▲山本祐大選手(c)YDB とリスグラシュー(撮影:下野雄規)
若い頃は、持てる素質を十分に発揮することが出来なかった。しかし古馬になってから何度も変わり身を見せ、ついには海外G1や有馬記念制覇から、年度代表馬にまで昇りつめた。大器晩成の典型。独立リーグから巣立って成長してきた祐大にも、同様の活躍を期待したい。
宮崎敏郎選手→リアルスティール(ドバイターフGI・1勝)

▲宮崎敏郎選手(c)YDB とリアルスティール(撮影:高橋正和)
早い時期から堅実で素質溢れるレースをしていたが、本来は晩成型。古馬になってからその走りは円熟味を増し、息の長い活躍をみせた。ついにはドバイターフで海外G1優勝の快挙を達成、現在では優秀な後継馬たちを輩出し続けている。
(文中敬称略、監督を除く選手背番号順)