今週末はケンタッキーダービー!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る2019年も14人気で勝ったカントリーハウスを本命にした理由
今から30年前に誕生した「血統ビーム」は、世界中の競馬と血統を研究。
競走馬の能力には相反する方向性があること。異なる種牡馬同士でも「血統ビーム」独自の血統系統と能力タイプが同じタイプの馬は、同じレースを得意としやすい傾向を発見。
その傾向を活用して、世界中の競馬の穴馬券を的中しています(血統ビームオリジナルの血統系統、国別血統タイプはスマート出馬表で公開中)。
ケンタッキーダービーも「血統ビーム」オリジナルの血統系統と能力タイプ分類の有効性を証明し続けているレース。
2019年はウマい馬券で公開している予想で14人気で1着になったカントリーハウスを本命に推奨。
同馬を推奨したのは、父の血統系統がスマートストライク系であることと「血統ビーム」の能力タイプでは「持久力の要素が薄い非主流型」だから。
当時カントリーハウスを推奨したのは、それ以前もスマートストライク系に相性が良く「持久力の要素が薄い非主流型」の馬が何度も人気薄で激走していたから。
そして、2021年以降も(2020年は春施行は中止)「血統ビーム」オリジナルの血統タイプ分類では「カントリーハウスと同タイプの馬」が続々と激走を続けています。
2022年19番人気1着リッチストライク、2023年4番人気1着メイジ。父がミスプロ系のなかでもスマートストライクの系統が2019年以降で3勝。
2017年13番人気2着ルッキンアットリー、15番人気3着バトルオブミッドウェー。2018年6番人気2着のグッドマジックも父がスマートストライクの系統。
スマートストライク系がケンタッキーダービーに強く「人気薄が走りやすい≒近走から大幅にパフォーマンスを上げやすい」のは、同血統は「米国主流の持久力」とは「相反する方向性の能力」を遺伝させやすいため。
つまり、ケンタッキーダービーは「米国主流の持久力を強化しやすい血統が不利」であることが重要な傾向なのです。
象徴的傾向は、米国の主流血統で持久力を強く遺伝する「父エーピーインディ系」が過去4年でも連対していないこと。
同様に米国主流の持久力を強く遺伝する米国のリーディングサイヤー、イントゥミスチーフも「春開催」のケンタッキーダービーでは勝ち馬を出してません(2020年はレース質が異なる秋開催)。
春のケンタッキーダービーで唯一連対したイントゥミスチーフ産駒のマンダルーンは、母母父が欧州の芝血統でハービンジャーも出したダンジリ。「米国とは真逆の血統を強化した」人気薄が連対したのは、ケンタッキーダービーが芝指向の要素を強化した馬に向いているから。また、イントゥミスチーフ自体は繁殖能力が高く、孫の代になると芝指向の馬も出しやすくなるので、今後も(もしかすると今年も)イントゥミスチーフの孫は当レースで馬券になるでしょう。
以上の仕組みを簡潔にまとめると、ケンタッキーダービーは
・米国主流の持久力を薄められたタイプ。持久力と相反する能力を強化するスマートストライク系をはじめとする芝指向の血統
に向いたレース。また、アメリカの生産は「ケンタッキーダービーに敬意は表するが、種牡馬価値の選別基準は別である」という文化が根付いていることも、大いに学びたいところです。
今年の出走予定馬では、血統面でも最有力なのはジャーナリズム。父はカーリン。その父はスマートストライク。
母父はアンクルモー。「米国主流の持久力」とは相反する芝指向のスピードを強化する血脈。産駒のナイキストもケンタッキーダービーを優勝しています。
ジャーナリズムは「ケンタッキーダービーは1人気で勝ちにくい傾向」も議論の対象になるのかもしれませんが、そのことについては「亀谷競馬サロン」で直接、顔を合わせて解説しますし、ウマい馬券でも見解を書き添える予定です。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のケンタッキーダービー予想はレース当日までにウマい馬券で公開!