
天皇賞(春)を制したヘデントール(c)netkeiba
今週は天皇賞(春)!
長距離戦もしっかりと回顧していきましょう!
2025年5月4日 天皇賞(春)舞台:京都 芝3,200m
勝ち時計:3:14.0
レースラップ:13.0 - 11.4 - 12.0 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.3 - 12.9 - 12.5 - 11.8 - 12.2 - 12.1 - 11.8 - 12.2 - 11.8 - 11.7
ペース:平均ペース(60.7秒 – 59.6秒)
風向き:影響なし
脚質:フラット
馬場:フラット
【レースポイント】1.道中は1ハロン約12.0秒の淀みない流れ
2.ギアチェンジやトップスピードの質は不要。長距離適性が純粋に問われた
【レース概要】 前後半60秒、道中は1ハロン約12秒とワンペースな競馬になった今年の天皇賞(春)。
向正面ではサンライズアースが早めに仕掛けてペースを引き上げたことで締まった流れになり、脚質的な有利・不利はなかった。
馬場は高速ゆえにやや内が有利だが、1ハロン12秒なら外を回す負荷も大きくない。
むしろ長距離のレースでは、道中でごちゃついて加減速ある競馬をするより、外をスムーズに走るほうがプラスになる。よって通った進路による有利・不利もなかった。
以上から今年の天皇賞(春)は純粋な長距離適性が問われ、各馬の能力が発揮されやすい競馬になった。
よって、道中で大きな不利を受けた馬は不在。上位を占めたのは4歳馬で、今後の成長も十分に見込めることから、しばらくは長距離路線での活躍が続くだろう。
【回顧点数表】各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。
5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外
【各馬解説】1着:ヘデントール 4点
好スタートで中団イン。向正面のペースアップでもじっくり構えて折り合い重視。3、4コーナーでやや前が壁になる部分はあるが、おおむねスムーズに進路を確保すると差し切って勝利。