京都新聞杯に踏襲されがちな前週の天皇賞(春)の決着パターンが有力な参考材料に

　京都新聞杯よりも二つ前の週に設定されている青葉賞は、ほとんどの出走馬にとって過去に経験したことがない距離2400mの多頭数戦という過酷なシチュエーションだけに、そこでは過去に見せたパフォーマンスや競走実績が必ずしも直結するわけではありません。

　そしてこの京都新聞杯についても、青葉賞と近い距離2200mの多頭数戦である上、青葉賞以上にペースが流れやすいというレースの性格から、過去のレースでは問われたことがない持続力とスタミナがいきなり要求されるということで、やはり過去のパフォーマンスや競走実績と同時にこのシチュエーションを乗り越えられる馬なのかどうかという点も大きなポイントとなります。

　その一つの証左となるのが過去の京都新聞杯の好走馬のその後の競走成績で、