競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに東海ステークス出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
エートラックス栗東・宮本博 牡4

▲7月16日撮影(c)netkeiba
3歳時に挑戦した東京盃12着以外は、掲示板を外したことがない堅実派。短めの首差しと前腕から肩にかけてのたくましさは、いかにもスピード+パワーのある短距離志向。トモは若干物足りなさを残すが、前付けで結果が出ており弱点にはならない。つなぎは短めで回転の速いピッチ走法。1週前追いも機敏な脚取りで活気に満ちあふれており、体もふっくらと保ち筋肉質の体を誇示している。いきなりから全開だ。
オメガギネス栗東・安田翔伍 牡5

▲7月16日撮影(c)netkeiba
前走から栗東の安田翔厩舎に転厩し、1週前は坂路で岩田康騎手が騎乗しハードに追われた。年齢的なものもあるが、調整法もあってか以前よりは線の細さがなくなってきたのはプラスと捉えたい。トモは若干こぢんまりしているが、前腕の筋肉量は合格点で全体的に厚みが出てきたのは好感。少し脚は長めだが、短めの首差しと背中を踏まえれば、千四の距離短縮は魅力だ。
コンクイスタ栗東・吉岡辰弥 セ5

▲7月16日撮影(c)netkeiba
吉岡厩舎らしく7月19日の土曜日が実質的な最終追いだが、