札幌芝2000の伝統のGII戦。前半1000mのほうが後半1000mより速い前傾ラップではプログノーシス、ジャックドール、ブラストワンピースと2000超に実績がある牡馬が勝ち、後傾ラップだとソダシやノームコアのようなマイルに良績ある牝馬が勝つ、というのが最近の様相。昨年は60.5-59.1でノースブリッジとジオグリフと、1800寄りの2頭の前残りで決まった。ノースブリッジとジャックドール(父モーリス)、プログノーシス(母父オブザーヴァトリー)、ソダシ(父クロフネ)、ノームコア(母父クロフネ)、ブラストワンピース(父ハービンジャー)と、ロベルトもちが6連勝中。(解説:望田潤)
ヴェローチェエラ オックスリップの3/4弟で、母イプスウィッチはラクープ(仏G3・芝2000m)2着。母母インペリアルビューティはアベイドロンシャン賞(仏G1・芝1000m)勝ち。Qエリザベス二世チャレンジCS(米G1・芝9F)のトゥギャザーも同牝系。父リアルスティールはラヴズオンリーユーの全兄でフォーエバーヤングやレーベンスティールなどを輩出。リアルスティールにデインヒルとサドラーズウェルズが入って、立ち肩で掻き込んで走るし手先が強い。洋芝小回りの捲りが鬼で札幌も1戦1勝。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
シュヴァリエローズ ローズノーブルの全弟で、ローズミラクルやアジュールローズの3/4弟で、