阪神秋開催の開幕週の芝1200で行われるセントウルS。4回阪神2日目に行われたのは、最近では23年(勝ち時計1.07.2)と19年(同1.06.7)で、今年も高速決着を想定しておくべきか。23年はテイエムスパーダ(父レッドスパーダ)とアグリ(父カラヴァッジオ)、ストームキャットもちのワンツーで、19年はファンタジストとイベリス、ロードカナロア産駒が2着3着。ストームキャットのスピードはまず重視したいところ。取り上げたなかでストームキャットの血を引くのは、アブキールベイとショウナンザナドゥ。(解説:望田潤)
アブキールベイ 牝祖コンポージャーはサンタアニタオークス(米G1・ダ8.5F)勝ち馬で、ロイヤルデルタS(米G2・ダ8.5F)のペンウィズの母。本馬はサンデーサイレンス4×3とロイヤルアカデミーII≒ストームキャット4×3をもつので、父ファインニードルの代表産駒エイシンフェンサーと配合パターンが似る。マーガレットSは降雪の中だったし、実質良馬場の芝1200では[3-1-1-0]と底を見せていない。ここは開幕週だから、北九州記念のようなケイバでどこまで追い込めるかだが…。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
ウイングレイテスト ベストメンバーの半弟で、