24年は母父にアドマイヤベガをもつタイムトゥヘヴンとサンライズロナウドが2着3着。23年は父ルーラーシップのソウルラッシュが勝ち、21年は父ハーツクライのカテドラルが勝った。そして20年と19年は母父ハーツクライのトロワゼトワルが連覇。開幕週の中山マイルでトニービンの血が強いというのは意外な傾向にも思えるが、ペースが緩まず持続力も問われる流れになりやすいということか。ちなみに22年は47.5-46.1と後傾ラップになり、トニービンもちは6着、9着、10着に終わっている。(解説:望田潤)
カラマティアノス サトノフラッグやサトノレイナスの甥で、ニューバラードのイトコで、母ダンサールはJRA3勝(芝2000)。母母バラダセールはアルゼンチンの3歳牝馬チャンピオン。父レイデオロは日本ダービーや天皇賞(秋)に勝ち、サンライズアース、アドマイヤテラ、トロヴァトーレなどを輩出。共同通信杯でしぶとく脚を伸ばしていたように、父母譲りの持続力が光る中距離馬。ハーツクライ的な末脚は中山より東京向きだし、マイルの高速戦も向くとは思えないが…。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
コントラポスト カレンケカリーナの甥でカレンルシェルブルのイトコ。母アカンサスは福島牝馬S3着。父ルーラーシップは名牝エアグルーヴの息子で