過去5年のセントライト記念の連対馬10頭のうち9頭がリファールの血を引く。昨年もリファール5×5のアーバンシックが勝ったし、リファール4×4をもつキタサンブラックの産駒は2頭出走してどちらも連対(ガイアフォース1着、ソールオリエンス2着)。中山芝外2200は後半のロンスパ戦になりやすく、持続力や粘着力が求められるコースだ。キタサンブラック産駒ヤマニンブークリエにとってはひとまず追い風のデータといえるか。1人気馬は過去5年[0-4-0-1]と勝てないが連は死守している。(解説:望田潤)
ピックデムッシュ サンソヴールの甥でクールミラボーのイトコ。母サンティールはJRA4勝(芝1800)。母母サンヴィクトワールはエルフィンS勝ち馬。父レイデオロはアドマイヤテラ、サンライズアース、トロヴァトーレなどを輩出。重厚な欧州牝系のレイデオロ産駒で、見るからに無駄肉のないステイヤー体質。前走は東京2400でヤマニンブークリエの2着だったが、距離はもっと延びてもいいぐらい。中山2200は山吹賞勝ちの舞台だが、スピード勝負になるとやや劣勢か。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ファイアンクランツ リレーションシップ(父ルーラーシップ)と7/8同血の弟で、母カラフルブラッサムはJRA3勝(芝1800〜2000)。母母トロピカルブラッサムは