近5年のオールカマーにおいては、レーベンスティール(母母父リアルシャダイ)、ローシャムパーク(父ハービンジャー)、ジェラルディーナ(父モーリス)、ウインマリリン(父スクリーンヒーロー)、ウインキートス(父ゴールドシップ)、リカンカブール(父シルバーステート)と、ロベルトの血を引く馬が4連勝中でよく馬券に絡んでいる。取り上げたなかでロベルトの血を引くのは、ドゥラドーレス、リビアングラス、レガレイラ。枠目でいうと24年2-3、23年2-7、22年1-2、21年1-1、20年4-8で、内枠有利な傾向も。(解説:望田潤)
ドゥラドーレス レガレイラの半兄で、ヴァルコスの姪で、アーバンシックやステレンボッシュのイトコ。牝祖ウインドインハーヘアはディープインパクトの母で、子孫にレイデオロなど活躍馬多数の名繁殖。ドゥラメンテ×ハービンジャーはゴールドエクリプスと同じ。デビュー当時から大器と言われるも早や6歳。七夕賞もエプソムCもゴール前の脚色は一番だった。血統どおりの持続力ある末脚が武器で、上がりがかかったほうが浮上するタイプといえる。ひと雨ほしい。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
クロミナンス ラッジオの半兄で、フラガラッハやエスティタートやフェルメッツァの甥で、母イリュミナンスはクイーンS3着。父ロードカナロアは世界の短距離王でアーモンドアイ、パンサラッサ、サートゥルナーリアなどを出した。母母スキッフルは