今年は阪神芝外2400で行われる神戸新聞杯。同コースで行われたのは最近では23年と19年で、23年はサトノグランツ(父サトノダイヤモンド)とサヴォーナ(父キズナ)、ディープインパクトのワンツーで決まった。19年も唯一のディープインパクト産駒ワールドプレミアが3着に入っており、ディープインパクトの血をまずは重視するべきか。ちなみにレース上がりは23年が33.6で19年は32.3。スローの高速上がり戦でディープインパクト系の斬れがモノを言っているともいえる。取り上げたなかでディープインパクトの血を引くのは父キズナのエリキング。(解説:望田潤)
アルマデオロ 母シュガーハートは名馬キタサンブラックをはじめ、ショウナンバッハ、シュガークン、エブリワンブラックなどを産んでいる名繁殖。近親にアドマイヤフライト、テーオーソラネル、エープラスなど。父レイデオロは日本ダービーや天皇賞(秋)に勝ちサンライズアース、アドマイヤテラ、トロヴァトーレなどを輩出。「父スタミナ×母父スピード」の配合形で、クロスがリファール6×4だから先行前受けの中距離馬に出たのは順当で、ここも積丹特別のようなケイバで。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
エリキング ATCフライトS(豪G1・芝1600m)のファンスターの甥で、ATCオールエイジドS(豪G1・芝1400m)などに勝ったトファネやATCメトロポリタンH(豪G1・芝2400m)のノーコンプロマイズのイトコ。母ヤングスターは