
セントライト記念を制したミュージアムマイル(撮影:下野雄規)
今週の平地重賞はセントライト記念とローズS、チャレンジC!
中でも秋GIに向けて重要な一戦、セントライト記念を取り上げます。
2025年9月15日 セントライト記念舞台:中山 芝2,200m
勝ち時計:2:10.8
レースラップ:12.4 - 11.3 - 11.9 - 12.3 - 12.4 - 12.2 - 11.9 - 11.5 - 11.9 - 11.4 - 11.6
ペース:スローペース(60.3秒 – 58.3秒)
風向き:影響なし
脚質:フラット
馬場:やや内有利
【レースポイント】1.前後半1000mはスローペースだが、道中でペースは緩まずタフな流れ
2.4コーナーで1ハロン11.9秒ならコーナーで速すぎない。そこまで内有利ではない
3.差しも決まる自力勝負で、各馬の能力が問われた
【レース概要】 雨の影響はすっかりなくなり、時計の出る良馬場で行われた今年のセントライト記念。
前後半1000mは60.3秒 – 58.3秒とスローだが、道中はまくりも入って大きく緩まない流れ。スパートタイミングが早かったこともあり、差しも決まる展開になった。
馬場は内が良い状態だったが、道中でペースが流れたことでスピードは分散。コーナー区間のペースは馬場を考慮すれば決して速すぎず、4コーナーでは1ハロン11.9秒と減速。よって内を通るメリットはそこまで大きいレースにならなかった。
以上から、今年のセントライト記念はバイアスが小さく、比較的各馬の能力が問われやすい競馬となった。道中の物理的な不利もなく、おおむね着順通りにポテンシャルを評価できるレース。
【回顧点数表】各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。
5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外
【各馬解説】1着:ミュージアムマイル 3点
出負けして中団後ろ。