京都外1400で行われた最近のスワンSの結果をみると、ディープインパクト×ホワイトマズル(サーアイヴァー≒ドローン5×5)のカツジが11人気で逃げ切ったり、サーアイヴァー6×6のミッキーアイル産駒ララクリスティーヌが6人気で2着に差してきたりで、サーゲイロード系のクロスをもつディープインパクト系が美味しいのは京都外回りらしい。
オフトレイルは昨年の2着馬で、ディープインパクト経由ではないがサーゲイロードの薄いクロスをもち、京都芝は[2-3-1-0]で平坦コースは[1-1-0-0]。今年も要注意か。(解説:望田潤)
アドマイヤズーム ダノンブレットやヴィアメントの半弟で、母ダイワズームはスイートピーSなどJRA4勝。母母フォルナリーナは現フィリーズレビュー3着。ストラティジックマヌーヴァー(北米G1を2勝)、ハートビートソング、フタイテンロックなども近親。父モーリスはジャックドール、ジェラルディーナ、ピクシーナイトなどの父。ヘイロー5×4・5らしい脚捌きで、リファール5×5らしい粘着力も兼備。前で受けて味があるマイラーだが、1400でその形に持ち込めるか。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
アルテヴェローチェ クルミナルやピオネロの甥で、ククナやアライバルのイトコ。母母クルソラはアルゼンチンの3歳牝馬チャンピオン。父モーリスは1600〜2000の大レースを勝ちまくった名馬で、モーリス×ディープインパクトはジェラルディーナ、ディヴィーナ、アルナシーム、ルークズネストと同じ。マイル戦では末脚堅実だが、母のリファール4×4から粘着力も受け継いで、鋭いというよりはジワジワ持続的に差す。上がりがかかれば浮上するタイプで、馬場が渋るのもいい。
距離○ スピード○ 底力○ コース○