マイルCSの前哨戦的な位置づけで、20年からGIIに格上げされた東京芝マイル重賞。24年2着ソウルラッシュ、23年1着ナミュール、22年1着セリフォスは次走マイルCSを快勝。21年1着ソングラインはその後マイルGIを3勝。20年1着ヴァンドギャルドは翌年ドバイターフで2着。格上げされただけのことはあるというか、確りGIにつながるレースになった。血統的にはロードカナロア産駒がここ5年で[0-2-2-6]で、勝ちこそないがダノンスコーピオン2人気3着、サトノウィザード9人気2着、タイムトゥヘヴン10人気3着と穴になっている。(解説:望田潤)
ウォーターリヒト ウォーターガーベラの半兄で、レッドアネモスやバンデルオーラの甥で、母ウォーターピオニーはJRA3勝(芝ダ1400)。母母マチカネハヤテはJRA5勝(全て芝1200)。父ドレフォンはジオグリフ、ミッキーファイト、アドマイヤデイトナなどの父。父系も牝系もマイラーで、プリンスリーギフトのクロスらしく前がいい走りで、大箱マイルでは確実に追い込んでくる。ドレフォン産駒だから、時計や上がりがかかったほうが差しやすいタイプだろう。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
キープカルム カムニャックの半兄で、