こちらのコラムでは、俺プロ出身のバフンウニ氏が当週の重賞注目馬についての見解、さらに平場予想でも使える馬券テクニックを紹介。特別登録時点での独自指数も併せて公開します。
今週バフンウニ氏が注目したのは、京都競馬場で行われる秋華賞(GI)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
桜花賞馬とオークス馬が激突
今週末に行われるのは、今年で30回目を迎える秋華賞。過去29回のうち、実に19回は桜花賞かオークスのいずれかがで2着以内に入った馬が勝利している(うち6回は3冠達成)。よって、春の二冠レースの結果を重視すべきなのは間違いないが、今年は桜花賞馬とオークス馬の両方が出走を予定しているだけに、どちらのレースを重視すべきか迷うところ。
オークスでの成績が秋華賞に直結
秋華賞の出走馬を、オークスでの先着順に順位付けしたものが以下の表。今年の登録馬でいえば、オークス1着のカムニャックが1位で、オークス2,3着馬の秋華賞への登録は無いため、オークス4着のパラディレーヌが2位となる。
過去10年の秋華賞では、オークス最先着馬が5勝、次点だった馬が4勝と、上位2頭が他を圧倒している。下表に示した桜花賞の上位馬も悪くない成績だが、オークスと比べると秋華賞への直結度は高くない。
秋華賞が行われる2000mという距離は、世代限定の牝馬限定戦としてはオークスに次いで2番目に長い。そのため、3歳牝馬が走ってきた多くのレースと比べると、スタミナの比重が大きくなる。よって、数少ない2000メートル以上のレースであり、しかも実力馬が集うオークスでの実績は素直に信頼してよいだろう。