世代レベルの指標になるのは「古馬3勝クラス」
このレースの予想を進める上で欠かせないのが3歳馬の取捨について。今年の3歳牝馬路線については、NHKマイルC当時にも述べていたようにそのレベルは懐疑的なもの。
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弥生賞の当コラムでも述べたように、現3歳世代では牡牝混合重賞における牝馬の成績が芳しくありません。2月終了時点の15重賞を終えた時点で牝馬が勝ったのは少頭数戦となったデイリー杯2歳Sのみ。
3月以降は桜花賞路線も交わるため、牝馬の出走そのものが少ない影響も大いにあるとは言え、比較的チャンスのあるファルコンS・チャーチルダウンズC・ニュージーランドTの3重賞においても連対できず。
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結果的に桜花賞6着馬チェルビアットが3着に好走したものの、6頭出走して3・7・10・15・16・17着。牝馬が経験を積みやすいマイル戦で決して不利にならないNHKマイルCと考えると、結果が芳しくなかったのではないでしょうか。
なお、昨年の当コラムでも述べたように、世代レベルの指標として分かりやすいのは、古馬3勝クラスにおける成績。