東京芝1800で行われる2歳重賞。24年の勝ち馬クロワデュノール、19年の勝ち馬コントレイル、17年の勝ち馬ワグネリアンは日本ダービーを勝っており、21年の勝ち馬イクイノックスは日本ダービー2着。皐月賞以上に日本ダービーにつながる登竜門といえる。上がり33秒前後でズバッと決めるようならクラシック級の評価。血統的には東京の重賞らしくトニービンが強いレースで、近5年の1〜3着15頭のうち、実に10頭がトニービンの血を引いている。昨年はトニービンもちは馬券に絡めず、トニービン4×4のファイアンクランツは4着までだった。(解説:望田潤)
ストームサンダー 叔父メタルスピードはシルバーステート産駒なので本馬と3/4同血の間柄になる。他に近親に目立った活躍馬はいないが、牝祖ルカヤンプリンセスはコロネーションCのウォーサン、ドイツ賞のルソーなどを産んだ名繁殖。父ヘンリーバローズはシルバーステートの全弟で2戦1勝で種牡馬入りし、ローランドバローズやジェットマグナムなどを出している。メタルスピードを1F長くしたようなイメージの馬で、東京1800より中山1800で狙いたい。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
ダノンヒストリー ダノンベルーガやボンドガールの半弟で、