次週に神戸新聞杯があるのに関西馬が5頭も遠征してきた。たしかに次週はジャングルポケット以外の有力馬がどっと揃うことになっている。
東の上がり馬マンハッタンカフェに期待したい。春はいきなりアグネスタキオンの勝った弥生賞に挑戦したり、無理な関西遠征で馬体重が40キロ以上も減少。4月の遠征から帰ったとき、こんなことをしていたら「この馬は死んでしまう」とまでいわれ、心身のバランスが完全に崩れていた。しかしこの夏に立て直しに成功。馬体重も500キロに戻った。前走などインで詰り、追ったのはゴール寸前の100mぐらいだけ。一気に抜け出したから立派だ。もともといきなり弥生賞にぶつけたぐらいで素質は一級品。成長見せるいまならオープンでも好勝負必至だろう。折り合い自在、菊花賞の伏兵になれるぐらいのスケールがある。
ひと息入れ、素晴らしい動きになっている西のアドマイヤロードを中心に、少し手広く流したい。輸送で体が減らなければ期待にこたえてくれそうだ。