レベルは断然10分後の京都大賞典だが、テイエム=ナリタがいて7頭立てでは、どうしようもない。逆に毎日王冠は馬券的にも面白そうだ。距離1800mには大きな不安はあるが、スピード断然のマイラー、マグナーテンから入りたい。前走の1600m、折り合って2番手から抜け出し、上がり33.4-11.8秒。決して1600mまでがギリギリとは見えなかった。父ダンチヒはさまざまなタイプを送るスピード系だが、中には10ハロンぐらいまで距離をこなす馬がいる。マグナーテンの場合は、母がマジックナイト。凱旋門賞2着、ジャパンCで2着など2400mがベストの長距離型だった。サイレントハンターの逃げを追う形は、関屋記念と全く同じ。芝の左回りは1、1、1着。平均ペースの流れに乗ると1分45秒前後も可能だろう。スピード能力で圧倒とみた。シーズン初めとあって休養組の動きがもう一歩。好調といえる馬が少ないのも有利だ。アメリカンボスと先週の動きが良かったエイシンプレストンが本線。あとの有力馬はあくまで押さえとする。