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6月第1週の激走馬リスト

  • 2008年06月09日(月) 17時48分
■距離延びての巻き返しに期待
ロードアリエス
 デビュー戦から骨格のバランスが良く、馬体が目立っていた馬だが、ここにきてグンと実が入り、かなり良くなってきた。それだけに今回のユニコーンSでも狙ってみたのだが、4角まで良い位置で競馬を進めるも直線は全く伸びず12着と惨敗。結果としては距離が短かったというところだ。ツナギや胴も長く、スピードがあまりないので距離が延びてこその馬だろう。今後は芝・ダート問わず長めの距離を使っていけば大崩れすることは無さそうだ。

■一叩きの効果が次走出そう
ウォーターボーイズ
 幅が薄めで、軽いつくりなので軽いダートが合うタイプ。芝もこなせる。今回は3か月の休み明けでの出走となったが、仕上がり良く、返し馬の動きも良好。早めに先頭に並びかけて見せ場は作ったが、最後は息切れして6着に沈んだ。今回は休み明けだったし、ハイペースも応えた印象。また、これまでの戦歴を見るとマイル〜中距離を中心に使われてきているが、スピードがあるタイプなので1400mぐらいが合いそう。次走、1400m〜1600mのレースに出走してきたら狙い撃ちしたい。

■叩かれての効果に期待
ヘヴンリークルーズ
 前走・今走共に2か月ほど間隔が開いての出走。私自身は新馬戦以来久しぶりに見たのだが、トモ周りの肉付きが良くなって、かなりの良化を感じさせた。レースでは好位につけ、センスあるレース運びを見せるが、直線は伸び切れなかった。この原因は、やはり間隔が開いていることが大きいと思う。まだ上積みの見込める体付きだったし、次走軽く絞れてくればチャンスは十分。適性条件は、芝の1200m〜1400m辺りがベストだ。

■本来の先行策なら巻き返す
マイネルピリアー
 元々骨格のバランスが良い馬だったが、ここにきて肉付きも良くなってきた。このクラスは近々卒業できる力を持っている。今回は好位でレースを運べば面白いと思っていたのだが、出遅れて後方からの競馬。内・前有利の馬場であの競馬では勝負になるはずもなかった。本来は先行できる馬だし、自分の形なら巻き返しは十分に可能。適性条件は芝のマイル辺りまで。ローカルの小回りなら1800mまではこなせそうだ。筋肉量が多いので、少々時計の掛かる馬場がベスト。

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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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