日本ダービー、
ジャパンカップなどGI7勝をあげた
ウオッカの3番仔にあたる
タニノアーバンシー(牝2、父・
シーザスターズ)は8月2日に予定されているデビュー戦(新潟5レース、芝1600メートル)に向けて順調に調整されている。
「先週より今週、といったように追い切るごとに動きはよくなっています。少しずつですが、前進しています」(コメントは辻野助手)とのことだ。気性的にのんびりしているようで、「怒らせながらの追い切り」を続けているという。「メンタルとフィジカルがかみ合ってくれば、もっと動けるようになると思います」。馬体重は7月16日の測定で488キロとのことだ。
今週7月18日、中京5レース(芝1600メートル)でデビューする
ペガサスバローズの調整も順調だ。先週、今週とレースでも騎乗する浜中騎手が調教をつけて感触を確かめている。「まだまだ荒削りな面もありますが、先週より今週のほうが落ち着いてきました。ゲートも速いですし、気持ちが前向きな馬なのでそれが競馬でいきてくれればいいですね。430キロと小柄な馬なのでウッドチップコースだと動きが緩慢になるところも見受けられますが、そのあたりは芝で変わってくれればいいですね」(辻野助手)
(取材・写真:花岡貴子)