種牡馬として日本の競馬界を席巻する
ディープインパクト。今年の2歳馬でまだ6世代目ながら
JRA重賞93勝(うちGI25勝)という破竹の進撃ぶりで、産駒が函館で重賞を勝てば
JRA全10場重賞制覇達成となる。
函館最終週に新たな勲章を加えるか。今夏の函館リーディングを狙う昆厩舎が
メジェルダを送り出す。「デビュー前から身のこなしが良かったので、走ってくれると思っていた。カイバもしっかりと食べるし、今のところ優等生。中1週だけど、状態はキープできています」と藤野助手は仕上がりに自信をのぞかせる。
初戦は
ブランボヌールに首差で敗れたが、2戦目は3馬身差をつけて完勝した。「2戦使って、つくべきところに筋肉がついてきた。スピードがあるので、今回も先行力を生かす競馬ができれば」と意欲を見せる。今夏の函館で4勝を挙げる昆厩舎はあと1週を残して単独首位。重賞タイトルを力強くもぎ取って、厩舎の函館リーディング獲得にも花を添えたい。
提供:デイリースポーツ