2013年の
菊花賞、14年の
ジャパンCを制した
エピファネイア(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)が、左前脚の繋靱帯炎のため引退することがわかった。30日、キャロットクラブのホームページで発表された。
同馬はドバイ遠征から帰国後、
宝塚記念に向けて調整が行われていたが、左前脚の繋靱帯炎を発症したため、同レースの出走を回避。休養に入っていたが、最終的に復帰を断念することとなった。
エピファネイアは
父シンボリクリスエス、
母シーザリオ、
その父スペシャルウィークという血統。2012年に競走馬としてデビューし、同年のラジオNIKKEI杯2歳Sを無傷の3連勝で制覇。翌13年春の
皐月賞・
日本ダービーではともに2着だったが、秋の
菊花賞で5馬身差の圧勝を決め、
母シーザリオとの母仔クラシック制覇を達成した。その後14年の
ジャパンCでも4馬身差で圧勝し、今年はドバイワールドCに挑戦した(9着)。通算成績は14戦6勝(重賞4勝)。
今後は社台スタリオン
ステーションで種牡馬となる予定。
【プロフィール】
◆
エピファネイア(牡5)
厩舎:栗東・角居勝彦
父:シンボリクリスエス母:シーザリオ母父:スペシャルウィーク馬主:キャロット
ファーム
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:14戦6勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2014年
ジャパンC(GI)