しっかりと態勢は整った。
皐月賞12着以来となる
ベルーフの最終デモは、パートンを背に
プリンスダム(4歳1000万下)、
ダノンシーザー(3歳1600万下)との3頭併せ。直線は2頭の間で四肢を伸ばし、6F87秒4-40秒1-12秒2をマークし、先頭でフィニッシュした。
3週連続で騎乗した鞍上は「動きはまずまず。ただ気性的に難しい。いいエンジンを持っていると思うので、それを出せるかが鍵」と慎重に言葉を紡ぐ。兼武助手は「ジョッキーも感触はつかんでくれたと思う。休ませてそこまで変わった感じはないが、
皐月賞の疲れは解消された。ハンデ54キロは想定内だし、小回りも気にしていない」と力を込める。
今週末が、約1か月間の短期免許の最終週となるパートン。「ベストなレースができれば」。重賞制覇で夏の小倉に鮮烈な印象を残す。
提供:デイリースポーツ