春は
阪神大賞典3着、
天皇賞・春4着と強豪メンバーと差のない競馬を続けてきた
ラストインパクト。
宝塚記念はパスしてここを目標に丹念に乗り込まれてきた。1週前追い切りは、札幌ダートで6F83秒7-11秒6(一杯)。前を進む併せ馬を目標に、ゴール板できっちりとらえる内容。やや馬体は太く見せるが、このひと追いで変わってきそうな雰囲気だ。野元助手は「(1週前の)動きは上々でした。滞在は初めてなんですが、適応力もあって、ここまでは順調に来ていますね」と出来の良さをアピール。札幌は初めてとなるが「洋芝はやってみないと分からないですが、荒れ馬場も走れていますから。こなせると思いますよ」と手応えを感じていた。好調・川田とのコンビで重賞4勝目を狙う。
目黒記念で久々の勝利を手にした古豪
ヒットザターゲット。5つ目のタイトル奪取に向けた1週前追い切りは、函館Wで5F72秒7-13秒2(一杯)。大きく先行して2馬身半遅れたように、いいころの動きにはまだ及ばない。それでも清生助手は「(1週前追い切りは)悪い癖を出しましたね。息の入りも早かったので、レースまでにもう1回ビッシリとやりたいと思います」と、今週の最終追いできっちり仕上げる構え。前走は最内枠からロスなく運び、インぴったりに抜け出した。「内で馬群に入れた方が脚がたまりますし、前走のようなレースが理想ですね」。枠順と展開が鍵をにぎりそうだ。
提供:デイリースポーツ