越後路で初陣Vを狙う。牝馬限定戦の日曜新潟5Rの新馬戦(芝1600m)に出走を予定する
レッドディヴェル(牝、父
ハービンジャー、栗東・松永幹)は09年の
秋華賞馬
レッドディザイアの初子。好馬体を誇った母とは違って、娘は推定430キロと小柄。母も手掛けた師は「全然似ていない。お母さんはしっかりとしたキャンターで走っていましたが、この馬は手脚が短くてピッチ走法なんです」と苦笑いする。「もちろん、期待はしていますが、正直どれだけやれるのか」と半信半疑の様子だ。
それでも、調教で見せる姿は“真面目”。タイプは違っても、母譲りの闘争心は受け継いでいる。「長所は一生懸命に走るところかな。
パワータイプではないのでウッドチップよりも芝の方が動けると思う。実戦で良さが出ないか」。田中勝に導かれて真価を発揮する。
提供:デイリースポーツ