ラストインパクトの最終追いは札幌芝で
フローレスダンサー(3歳500万下)と併せ馬。2馬身追走し、直線入り口で鼻面が合うと鞍上が腰に差していたステッキを抜く。ハミをかけられ、肩ムチが入ると全身をバネのように使って躍動。6F81秒4-35秒4-11秒9で2馬身先着した。
松田博師は「芝で追い切る予定はなかったが、(ダートは)馬場が悪かったからな。併せ馬でいい動き。年を取って成長している。いい状態で出せる」と納得の表情。「つくべきところに筋肉がついて、メリハリのある体になってきた。今回、いい勝負しないと先が望めないからな」と力強く言い切った。重賞4勝目を飾り、秋のGI初制覇へと弾みをつけたい。
ダービーフィズの最終デモは岩田を背に札幌芝を単走。終始手綱は持ったままだったが、自ら首を使って力強い脚さばきを見せた。4F57秒0-41秒2-12秒8。鞍上は「馬なりでも余裕があったし元気。走る気がすごくある。前回以上。これで負けたら仕方がない」ときっぱり。勝てば史上タイ記録の
JRA重賞騎乗機会6連勝となるが「記録はあとからついてくるもの」と冷静だった。
提供:デイリースポーツ