アイルランドへの帰国が決まっていた
コンデュイット(10歳)が19日午前、新ひだか町にある輸出検疫所に入厩した。検疫終了後、早ければ26日にも成田空港から出国する。
コンデュイットは通算15戦7勝で、2008年エクリプス賞芝牡馬チャンピオン。英2000ギニー、ダービーともに不出走だったが、デビュー7戦目の
ゴードンステークス(英GIII)で重賞初勝利を飾ると、3歳秋には世界最古のクラシックといわれる英セントレジャーに優勝。米国サンタ
アニタ競馬場で行われた
ブリーダーズカップターフも制して重賞3連勝で世界のトップクラスへと名のりをあげた。
4歳になって最初のGI挑戦は
エクリプスS。
シーザスターズから離された3着に敗れるも
キングジョージ6世&
クインエリザベスSで雪辱。
凱旋門賞では再び
シーザスターズらの前に4着と敗退するも、遠征した米国の
ブリーダーズカップターフに勝って溜飲を下げた。
ジャパンカップは
ウオッカからコンマ4秒差4着。
現役引退後、日本のビッグレッド
ファームで種牡馬入り。6年間の種牡馬生活で250頭を超える産駒を残している。