香港のリーディングジョッキー、モレイラを鞍上に迎えて
エポワスが重賞初挑戦Vを狙う。ブラジル出身の名手は09年に
シンガポールに本拠地を移し、翌年から4年連続リーディング。13年に香港へ移籍し、14-15年シーズンは145勝を挙げ、ホワイトが持っていた従来の記録114勝を大幅に塗り替えた。香港では“マジックマン”と呼ばれている。
エポワスも着実に力をつけている。前走は1分7秒5のレコード勝ち。藤沢和師は「外枠が良かったし、チークピーシーズの効果もあった。札幌も合う」と期待する。
7歳とはいえキャリアは19戦で、まだ底を見せていない。ハンデ戦の53キロから別定の56キロ。斤量面は厳しくなるが、勢いとモレイラ騎乗は、二つの大きな買い材料だ。
提供:デイリースポーツ