静かに闘志を燃やした。田辺を背に
ロードクエストが美浦Wに登場。じっくりと鞍上との意思を通わせながら、単走で4F57秒0-42秒0-14秒3をマーク。時計は地味ながらも、しっかりした脚取りでゴール板を駆け抜けた。
先週に3頭併せで抜群の動きを見せただけに今週は控えめで十分だった。初コンビを組む鞍上は「状態は先週から変わりなく、いい意味で現状維持。乗り味が良くて、勝負根性がある。併せた時の雰囲気がある馬ですよ」と好感触を伝える。
小島茂師も「現時点でやれることはやった。馬の状態はいいし、田辺も好感触を得ている。何の問題もありません」と満足げ。試金石の一戦となるが「初戦は思った以上に走ってくれたし、ここも楽しみ。いい勝ち方をしたい」と言い切った。2年前の勝ち馬
ハープスターは
桜花賞を、2着馬
イスラボニータは
皐月賞を制した。まずは重賞タイトルをゲットし、今後の飛躍へとつなげたい。
提供:デイリースポーツ