復権へ-。昨年の覇者
ローブティサージュは函館芝で単走追い。ラスト1Fで気合を入れられると、5F61秒5-35秒4-11秒9と切れた。「気の強いところがある。女帝だね」。相変わらず気難しい面を見せる
ウォーエンブレム産駒に苦笑いの北村助手だが「動きがいいし、仕上がっている。ばっちりです」と胸を張った。
昨年は札幌で追い切ったが、芝で追うのは同じ。「いいイメージがあるので、芝へ」。経緯を説明した須貝師は動きを見届けると「最高の出来」と満足げにした。前走はスムーズさを欠いて15着。反撃に向けて「運を引き寄せれば道が開ける。スムーズなら何とかしてくれるんじゃないかな」と連覇を誓った。
ウキヨノカゼは函館Wで単走追い。4F55秒0-40秒4-13秒9をマークした。自ら手綱を取った菊沢師は「先週、速い時計を出しているので、半マイルからやるのは予定通り。弾力があって、やる気も出てきた」と納得の表情。前走は初の1200mで快勝した。「今回は相手が違うので。強気にはなれないけど、状態の良さを生かして頑張ってほしい」と期待を込めた。
提供:デイリースポーツ