遅れてきた大物が
菊花賞の権利獲りに挑む。
マンハッタンカフェ産駒の
ロッカフェスタはデビューから2戦2勝。初戦は2番手から瞬発力を発揮してV。5か月半ぶりの前走は好位から抜け出した。「春は体質が強くなかったけど、休ませて芯がしっかりしてきた」と町田助手。
前走後は2週間ほど短期放牧へ出されて、8月22日に帰厩。10日の美浦Wでは大雨で重たい馬場をものともせずに5F69秒0-3F39秒8-13秒7を計時した。「いい状態で戻ってきた」と田村師も合格点を与える。父は3歳夏に急成長し、
菊花賞を制した。「まだ伸びしろがあるし、もっと良くなる」と町田助手。無傷の3連勝で重賞をゲットして大舞台へと羽ばたく。
提供:デイリースポーツ